教職課程を取る人、教員を目指す人へ
こんにちは。朝活大学生です。
今回は教職課程について書いていきます。
僕自身、教職課程を取っています。
ある程度の単位や介護体験はすでに終了しており、残るは教育実習と残った単位を取るのみです。
一年生の頃から教職課程が始まりますが、教職課程がどのようなもので、どれくらい大変か、実体験を元に説明していきます。
ぜひ参考にして見てください。
1.途中でやめるひとが続出します
いきなり暗いこといってなんだか申し訳ないですが、これは事実です。
最初100人教職課程を始めたとして、最終的に教育実習に行ってるのは半分以下。教育実習に行って、教員採用試験を受ける人はまたその半分くらいになるでしょう。
何故そうなるのか、教員になるまでの流れを自分の例で確認します。
一年生
教職課程を踏まえた履修申請をする
↓
教職課程履修ガイダンスを受け、申請
(ここから事実上スタート)
↓
二年生
教職課程を踏まえた履修申請
↓
介護体験ガイダンス
↓
介護体験実習(五日間)
↓
三年生
教職課程を踏まえた履修申請
↓
特別支援学校ガイダンス
↓
特別支援学校実習(二日間)
↓
教育実習ガイダンス
↓
四年生で行く、教育実習校へのアポ取り
↓
実習校決定
↓
四年生
教職課程を踏まえた履修申請
↓
教育実習ガイダンス
↓
教育実習(三週間)
↓
教員採用試験 筆記
↓
合格後、面接
↓
面接合格
↓
教員になれる(゚∀゚)
ふぅ…
これでもだいぶ省略して書いた方です。
自分は教職系のガイダンスは10回以上受けましたし(当然、どれか遅刻or欠席で教職out)、実習等行く前と行った後にはレポートを出さなければなりません。
また、教員になるために通常より多く取らなければいけない単位が30-40単位くらいありました。これがどれくらいの数字かというと、一年に取れる単位が40単位ほどなので、普通の人より一年分多く学校に行く必要があるということです。
なので、僕は全休を作れたことないですし、教職の授業が土曜日あるので週6で学校に行ってます(笑)
この授業数の多さや、ガイダンスの多さで挫折してしまう人や、途中で教員になる可能性がなくなった人がいるため途中でやめる人が多いのです。
2.教職課程を取ることのメリット
暗い話をしてしまってので明るい話をしようと思います。
自分自身、とても大変でしたが(まだ終わっていないけど)教職課程で得たものはたくさんあります。
人として成長できる。
この点はかなり大きいです。
もともと僕は教育系の学部なので、教育について考える機会は多いですが、他学部の人とって教育の講義を受ける機会は少ないと思います。教育系の講義を受けることで、人間の多様性について理解することが出来ます。
特に
・性の問題
・障がい
・外国人
などの通常に生活していたら触れにくいテーマにも触れることができます。
そのおかげで他人を尊重する力がものすごくつきました。
今後、性的マイノリティの話や障がいについて、外国人との多文化共生についても記事を書くつもりです。
進路選択の幅が広がる。
教員免許を取得できれば一般就職か教員を選ぶことが出来ますし、一般就職した後も第二のキャリアを選択することも可能です。
個人的には教員免許を取っておくことで、人生の保険的役割になるとも思っています。リストラなどになってしまった際に教員になれる道が残るからです。
また、教職課程では様々な人と関わります。
そのなかで自分のアイデンティティを確かめることもできるでしょう。
3.まとめ
いかがでしたか?
教員への道のりが分かったと思います。僕は現在就活活動をしています。「教員にならないのにとる必要があるのか」と思う人もいるかもしれません。でも、教職課程を取る理由は人それぞれあって良いと思いますし、実際に得た知識はかけがえのないものです。
大学で何もやりたいことがない人は教職課程をとってみても良いのではないでしょうか?
また、現在教職課程を取っている人はあきらめないでほしいです。その理由はまた後日書きたいと思っています。
教職等で悩みや相談があればぜひ気軽にコメントしてください。
ではでは(´・ω・`)